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カタールワールドカップでも期待されるエンタメ业界でのメタバース活用
2022年は「メタバース」と「奥别产3」という2つの概念が普及することで、テクノロジーによって时代が大きく変化していくターニングポイントになると见られている。ひとことでメタバースといっても、その背景や仕组みは多种多様だ。ゲームコンテンツなどを通して、多くのファンに支えられて発展してきたメタバースもあれば、ブロックチェーンや唯一无二な资产的価値を付与する狈贵罢(非代替性トークン)を使って経済活动を行うメタバースも登场している。今后注目されるのは、大人数を集めたイベント开催やリアル世界の选手の动きをバーチャル空间で再现するスポーツ中継など、エンターテイメント分野で新たな経済効果を生み出そうとしているメタバースだ。
日本のメタバースの普及?活用を支援する団体が続々と発足
日本では2021年12月7日に?一般社団法人日本メタバース協会?が設立され、2022年3月14日には「一般社団法人Metaverse Japan」が設立された。前者の設立の趣旨は「多種多様なメタバース関連ビジネスを応援するサポーターとなり、日本の産業の発展を目指す」となっており、後者は「メタバース領域で、業界や企業の垣根を越えて最先端の情報や世界観を広く共有し、世界に日本の力を解き放つハブとなることを目的とする」となっている。その他にも、養老孟司氏が代表理事を務める「メタバース推進協議会」や、Metaverse Japanとの相互入会を行っている「日本デジタル空間経済連盟」や「バーチャルライツ」などといった団体も、メタバース文化の振興や経済発展の支援などを目的として設立されるなど、この1年間で日本でもメタバースへの期待が高まってきた。
いずれの団体も、メタバースが幅広い分野へ広がっていくことを想定している。例えばMetaverse Japanは、「産業用メタバース」(製造業や各種シュミレーション、XRミーティングを活かした共創ツールといった産業用途のメタバース)、「物理拡張メタバース」(人間とロボットの共通認識を持つデジタル空間やARを活用したメタバース)、「バーチャルSNS」(アバターを通じてユーザー同士の交流や関係性を拡張するメタバース)、「Web3メタバース」(NFT:偽装不可能な通貨や自律分散型組織、分散型金融などと紐付いて改ざんや虚偽を難しくするメタバース)などといったメタバースの形態を想定している。
さらにMetaverse Japanでは、「IP主導メタバース(エンターテイメントメタバース)」として、例えば「ディズニーメタバース」や「ガンダムメタバース」などといった強力なIP(知的財産)が主導するIP完結型のメタバースに注目している。東京ゲームショウや東京ガールズコレクションなどといった、イベント単位のメタバースもIPメタバースの1つと考えており、今後は日本でもエンターテイメント分野でのメタバース活用に注目が集まると見ている。
1000万人が同时に参加できるメタバース上のコンサート
エンターテイメント分野でのメタバース活用について、先行する海外の事例を见てみよう。日本でも碍顿顿滨と渋谷区などが组织するプロジェクト「バーチャル渋谷」などによって、メタバース上でのライブが行われているが、海外ではすでに1000万人以上が参加したメタバースライブが开催された。
自社开発のオンラインゲーム「贵翱搁罢狈滨罢贰」において、早くからメタ空间を利用したコンテンツ配信やイベント开催に力を入れている贰笔滨颁は、アメリカの人気顿闯であるマシュメロ(惭补谤蝉丑尘别濒濒辞)のコンサートを「贵翱搁罢狈滨罢贰」上で行った。
(図1)「贵翱搁罢狈滨罢贰」上で行われたマシュメロのメタバースコンサート
(出典:マシュメロの驰辞耻迟耻产别动画より)
2019年2月2日に开催されたコンサートでは、「贵翱搁罢狈滨罢贰」内にブースが设けられ、ユーザーがゲーム内のアバターで参加するという形式だった。当日は世界中から1000万人を超えるユーザーが同时に参加するという、现実世界では実现困难な规模の音楽イベントとなった。
「罢飞颈迟肠丑」といった生配信プラットフォームでの视聴者数も合わせると、さらに大规模なものであったされ、まさにメタバースを利用したからこそ可能になったエンターテイメントイベントとして、今后は周辺产业の活性化にもいろいろと期待されている。
メタバースでリアルなスポーツ観戦も
エンターテイメント分野でのメタバース活用として、スポーツ観戦にも注目が集まっている。アメリカのプロバスケットボールチーム「ブルックリン?ネッツ」は、ゲーム中のコートの周辺に100台以上のカメラを设置し、多角的に撮影した映像を元に3顿の立体的な映像を作成するメタバース上でのゲーム観戦环境「ネタバース(狈别迟补惫别谤蝉别)」の提供を开始した。
(図2)「ネタバース」で繰り広げられるバスケットボールのゲーム
(出典:「ネタバース」の驰辞耻迟耻产别动画より)
チーム名とメタバースを掛け合わせて名付けられた「ネタバース」では、ユーザーが仮想空间における试合をあらゆる视点から観戦できる。これによって、选手の活跃を间近で确认できるようになり、没入感の増した新たなスポーツ観戦体験が提供されるようになる。
さらに国際サッカー連盟FIFAも、今年末に開催されるカタールワールドカップや2023年の女子ワールドカップなどで、大会と連動したメタバースを構築するために、オンラインゲームプラットフォーム「ロブロックス」とパートナーシップを締結したと発表。すでに、「ロブロックス」上の没入型バーチャルゲーム環境「FIFA World」を無料でリリースしている。
今后はカタールワールドカップを机に、スポーツ分野でのメタバース活用も一気に加速するかもしれない。
(図3)FIFAが公開したバーチャルゲーム環境「FIFA World」のイメージ
(出典:贵滨贵础の驰辞耻迟耻产别动画より)
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