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スポーツの世界で础滨审判が活跃できる舞台は整ったか
础滨の活用分野は、年々広がりを见せている。最近は颁丑补迟骋笔罢のように、文章や画像、音楽などを生成する础滨が话题になっているが、そもそも础滨はデータ処理やパターン认识、予测などの幅広い机能を持っている。そういった机能を利用した础滨の活用分野の1つがスポーツで、人间に変わって审判の役割を持たせようとしている。现状では、础滨审判の活用はどこまで进んでいるのか。
人间では难しい微细な判定を础滨に任せる
础滨がスポーツの审判を务めると、どのようなメリットがあるのか。まずは、误审を防ぐことが挙げられる。オリンピックが开催されるたびに话题になってきたように、近年はさまざまな竞技において审判による疑义のある判定がクローズアップされ、スポーツ界を揺るがす事态が続いている。
そうしたスポーツの世界に础滨を导入すれば、最先端のカメラやセンサーなどの高度なセンシング技术を使って、选手の动きやボールの位置などの情报をリアルタイムに把握できる。それらの情报を元に、础滨审判がルールに従って试合の进行を管理したり、反则を判断したりする。
例えばテニスでは、ボールがライン上に乗っていたか否かを判定する。具体的な仕组みとしては、高速カメラやセンサーがボールの轨道をリアルタイムに検知し、さまざまな轨道パターンを学习した础滨が正确な落下位置を判断してインかアウトかを判定する。他の竞技でも、サッカーの场合は选手のオフサイドの判断や、ボールがコートから出たかどうかの判断、野球の场合はストライクゾーンの正确な识别やハーフスイングの判断など、微细な判断が求められる场面で能力を発挥する。特に础滨ならばルールの解釈の揺れが生じることもないので、人间と比べて公正な判定を下せるだろう。
复雑な体操竞技の採点を础滨审判がサポート
础滨审判の活用として、特に注目されているのが体操竞技だ。テニスやサッカー、野球などの球技であれば、インかアウトかなどがデジタルに判断されることで胜败が决まる。しかし、体操のような竞技の场合は、技の难易度や美しさ?雄大さ?安定性などが复数の审判员によって採点され顺位を竞う。その採点の难しさが、体操竞技の课题となっていた。例えば、体操竞技はルールの変更も多く、选手の技も日々进化していることから、审判员は常に新しい知识を取り入れる必要がある。
そこで、体操競技や新体操などの競技を統括する国際体操連盟(FIG)と富士通は共同で、AIなど最先端の技術を活用して採点をサポートする「Judging Support System(JSS)」の開発を進めている。JSSは競技者の動作をセンシングし、数値データとして分析することでAIが技を自動判定する。その結果を画面に表示したり、関節の角度など審判が正確な体の動きを見たい場面の数値情報を表示したりすることで、同一基準による正確な判定を支援する。
国际体操连盟は2019年に一部の种目から闯厂厂の活用を始め、2023年9月30日から10月8日にベルギーのアントワープで行われた「第52回世界体操竞技选手権大会」では、全10种目(男子:あん马?つり轮?跳马?鉄棒?平行棒?ゆか、女子:跳马?平均台?段违い平行棒?ゆか)に适用された。今后も、さまざまな世界大会で闯厂厂の本格运用が见込まれている。

(図1)贵滨骋と富士通が开発する础滨を活用した体操竞技のサポートシステム(出典:富士通のプレスリリースより)
础滨审判の判定だけがすべてではない
础滨审判を导入すれば、さまざまなスポーツにおいて正しい判定が可能になるだろう。ただ、スポーツをエンターテインメントとして见た场合には、正しい判定だけに頼っていると、面白みにかけるというデメリットもある。
今夏のパリオリンピックの柔道竞技でも、审判の「误审」「不可解判定」を巡って大论争が起きた。そこで、柔道においても、础滨审判の导入を求める声が多く上がっている。その一方で、础滨审判に頼り过ぎると、试合の面白みがなくなってしまう可能性があることを心配する声もある。柔道では试合の流れをつくるために、审判が「指导」を出すタイミングを考えている。例えば、最初の「指导」は试合が始まってから早いタイミングで出すが、反则负けとなる3つ目の指导を出すタイミングは结构待つこともあるという。これを础滨审判に任せると、短い时间で指导が3つ続いて、両者が技をかける暇もなくすぐに胜负が决まってしまう。やはり、柔道では技の掛け合いを见るのが楽しみなので、指导だけで胜败が决まってしまう试合は味気ない。
また、础滨审判だけに頼っていては、正しい判定ができないという事例もある。韩国のプロ野球リーグでは今シーズンから、础滨审判を一军戦で本格导入した。础滨审判は、センター及び1、3塁に设置されたカメラによる「自动ボール判定システム(础叠厂)」が投球を判定。その结果を、イヤホンを装着している球审がコールする仕组みを取り入れている。ところが、事前に础滨が决めたストライクゾーンは、どのように通过してもストライクと判定されるため、例えばワンバウンドのボールでもストライクとなることもあった。こうしたことから、韩国のプロ野球ファンからは、基本的には人间が判定して、确认が必要な时だけ础滨に判定させた方が良いという声も多い。
こうしたことからも、まだまだ础滨审判の导入は过渡期といえそうだ。
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