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狈罢罢とパナソニック、関西万博で水素サプライチェーンモデルを実装
狈罢罢アノードエナジーとパナソニックは、大阪?関西万博において、次世代エネルギーと期待される水素の普及に向け、水素サプライチェーンモデルを実装している。本记事では、4月に开催された、水素サプライチェーンモデルのプレス向け説明会をレポートする。
2028年の実用化を目指す
この水素サプライチェーンモデルでは、狈罢罢パビリオン内に设置されたペロブスカイト太阳电池の発电电力により水电解装置で水素を生成し、水素吸蔵合金タンクに蓄える。そして地中のパイプラインを通じて、约200メートル离れたパナソニックグループパビリオンにその水素を供给する。パナソニック侧では、纯水素型燃料电池によって水素発电を行い、敷地内で夜间の尝贰顿照明に利用しているという。

(図1)水素サプライチェーンのイメージ

(写真1)NTTパビリオンの裏に置かれた、水素を生成する水電解装置と水素を保存する水素吸蔵合金タンクが設置されたコンテナ。このコンテナは、清水建設が提供する「Hydro Q-BiC Lite」で、発電に必要な水素2日分を蓄えている。

(写真2)水素吸蔵合金タンクから、约200尘离れたパナソニックパビリオンに水素を送るための地下パイプライン

(図2)狈罢罢パビリオンとパナソニックのパビリオン间に200尘の水素パイプラインを敷设
太阳光発电の电力を水素に変え、再度発电することは非効率に思えるが、これには、昼间の电力で作った水素を夜间使用するというタイムシフトの意味があるという。
今回実装した水素サプライチェーンモデルでは、全国に整备されている共同沟や洞道(とうどう。通信ケーブルを収容するための地下トンネル)、通信用管路といった地下空间インフラを基盘とする地中のパイプラインを利用して水素を输送する予定だ。
狈罢罢アノードエナジーでは、低コストで安全に水素を运ぶための技术开発?基準类の策定を进めている。大阪?関西万博の水素サプライチェーンモデルは、そのための実証施设でもある。
水素サプライチェーンモデルの実用化の目途について、NTTアノードエナジー 技術戦略部 インキュベーション推進室 室長 小松 宏至氏は、「それぞれのパーツは実用化レベルまで達しているものもあれば、実証レベルのものも存在します。パイプラインについては、天然ガスや都市ガスはすでに実用化されていますが、水素に特化した新しい技術としてのパイプ、とくに既存の地下空間に対して挿入する形で水素パイプを作ろうとしていますので、そこについては、まだ研究開発段階です。密閉性と、漏れた時にどのように安全性を確保しておくかが重要だと思います」と、課題を挙げた。

(写真3)大阪?関西万博で水素サプライチェーンモデルについて説明するNTTアノードエナジー 技術戦略部 インキュベーション推進室 室長 小松 宏至氏
水素が漏れた时の対策としては、管の周りに光ファイバーを巻き付け、それによって、漏れを検知しようとしている。
光ファイバーによって、管が切れたときにどこで切断されたのかがわかり、さらに、管に穴が开いて水素が内侧から漏れた际の「プシュー」という音を音响振动によって検知できるようになっている。
小松氏は、狈罢罢グループが水素のサプライチェーンを构筑する狙いは2つあると説明した。
「1つは、狈罢罢グループは日本全国の电力消费の1%をグループ全体で使っていますので、カーボンニュートラルに対するアクションを行う责务があり、その1つが水素を自分たちで利用するというものです。もう1つは、水素社会を広げていくために、われわれが持っている地下空间を水素供给网に利用することです」(小松氏)
説明会において同氏は、水素サプライチェーンモデルを2028年には実用化したいと语った。
パナソニックは「Panasonic HX」を推進
一方、パナソニックは、水素を活用したエネルギーソリューション「Panasonic HX」を推進している。「Panasonic HX」とは、純水素型燃料電池、蓄電池、そして太陽電池などの変動しやすい再生可能エネルギーを組み合わせたシステムのことだ。
水素発电に利用している纯水素型燃料电池は、パナソニックが2009年に世界で初めて発売した家庭用燃料电池コージェネレーションシステム「エネファーム」のコア技术を応用して开発したものだ。

(写真4)パナソニックパビリオンの敷地内に置かれた纯水素型燃料电池。纯度の高い水素と空気中の酸素を化学反応させて电気を作る装置だ。

(写真5)纯水素型燃料电池の里侧。狈罢罢パビリオンからの水素パイプラインは、ここで立ち上がっており、减圧されたのち、纯水素型燃料电池に送られる
パナソニックは、滋賀県草津市の燃料電池工場と、英国ウェールズ?カーディフの電子レンジ組立工場にて、工場で使用する電力を再生可能エネルギーで賄う実証施設を導入している。また、電子デバイス、産業デバイス等の販売を行うパナソニック インダストリー ヨーロッパ(ドイツ?オットブルン)の2棟あるオフィスビルのうち1棟で、純水素型燃料電池と太陽電池による自家発電を活用し、使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うための電力需給運用の実証を2025年春より開始している。
狈罢罢アノードエナジーとパナソニックは、万博会场での水素サプライチェーンモデルの実装を通じて、水素が暮らしに身近なエネルギーインフラとして普及する将来の姿を来场者に実感してもらい、クリーンで安定した分散型エネルギーに支えられた、循环型社会の実现に向けて取り组んでいくという。

(図3)パナソニックパビリオンでは、蚕搁コードを読み込むことで、水素や脱炭素について、マテモンというキャラクターを通してゲーム感覚で知ることができる。
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