蘑菇传媒

础滨活用で东大の学习スタイルが大きく変化

2024年11月18日
话し手
  • 東京大学大学院 情報学環 教授
  • 越塚 登

東京大学は、EdTech連携研究機構を2019年10月1日に設立した。同機構は新しい技術を用いて教育や学習の効率化、質の向上を支援することを目的に、EdTechに関する研究を行っている。では、機構設立から5年が経過した現在、同大学のEdTechの活用はどこまで進んでいるのか。 初代機構長で、EdTechにおけるAIの活用を研究している東京大学大学院 情報学環 越塚 登(こしづか のぼる)教授に聞いた。

(写真)東京大学大学院 情報学環 教授 越塚 登氏
(写真)東京大学大学院 情報学環 教授 越塚 登氏

コロナ祸の数カ月で东大の教育环境は一気に変化

──东京大学における、贰诲罢别肠丑の活用状况を教えてください

越塚氏:东京大学に関しては、コロナで根本的に変わりました。何十年も変えられなかったことが、たった2ヵ月で変わったという大変化です。2020年の春、他の大学は授业を2ヵ月遅らせる决断をしましたが、东大では4月1日から、全部オンラインで授业をやると宣言しました。当初は、相当试行错误して、例えば现场ではヘッドセットやカメラは、ほぼ全种类买って试しました。

最初の数ヵ月は、授業はオンラインで行い、情報を共有するためのWebサイトを学内に立ち上げ、情報交換していました。学生に資料を配る際も、パワポを作って以前からあったLMS(Learning Management System)で共有しました。それ以前はこのサイトは使わない人も多かったのですが、2ヵ月で全員が使うようになり、ビデオ録画にも慣れ、ビデオ教材の作成もどんどん進み、現在は安定しています。

──授业がオンライン化されたことによるメリットはありましたか

越塚氏:オンラインでできると、授业も海外から窜辞辞尘で行うことができるので、海外出张もどんどん行けるようになり、すごく自由になりました。大学院の场合は、学生も仕事をしている人が多いので、オンラインでやってもらった方が良いという人はたくさんいます。现在はリアルの授业もできるようになったので、互いの良いところを取り入れて、対面でやった方が良いところは対面で行い、オンラインでやった方が良いものは、そのままオンラインになっています。リアルの场合も、事前にビデオを见てもらってから授业を行うといったことが苦労なくできるようになっています。

授业の分散环境も整い、教员が自分の部屋でしゃべり、隣の研究室で学生が闻いているということも普通になっています。学生も学会に行くのでホテルで闻いたりしており、こういった分散环境がコロナ祸で整えられました。

──オンライン授业に対する学生の反応はどうですか

越塚氏:学生はビデオで行うのであれば、英语に直せるので(自动翻訳)録画にしてくださいと言っています。学生によっては、ビデオを倍速で见ている人もいます。倍速で见ると半分の时间で済むと言います。オンラインの方が情报の伝达という意味では効率は良いと思います。

また、パワポの活用で授业が効率化されました。板书(黒板に书く)している时间は、教员は何も言わないので、结构无駄な时间でした。板书の时代からパワポの时代になって、授业の进み具合は3倍くらい早くなりました。ただ、それが本当に学习効果につながっているのかは検証が必要ですね。

──オンライン授业のデメリットはないですか

越塚氏:オンラインでやってみて、実は重要だったと気づいたことはたくさんあります。例えば、情报系の学校では、入学すればプログラムを书く必要がありますが、オンラインでは教えられないものもあります。プログラムの得意な人がどれぐらいの速さでキーボードを叩いているのかは、横にいないと分かりません。また、先辈は画面をどのようなレイアウトにしてプログラミングしているのか、横にいて覗けばすぐに分かりますが、オンラインでは分かりません。そのため、オンラインだとプログラミングスキルが育たないと言われることもあります。一旦、プログラミングスキルが确立してしまえば大丈夫ですが、最初は、5时间とか6时间、得意な子の隣にいて、见よう见まねでやったほうがスキルが身に付きます。会社でも新入社员教育はオフラインが良いと言われます。仕事の仕方やオンライン会议のやり方は、横で见て初めてわかります。人によっては、オンライン会议で话しをする际に、コーヒーをこぼさないようにコーヒーの置く位置を変えたりしています。こういった细かな部分を横で见ていることが、相当の情报量だったということが、オンラインをやってみて初めて分かりました。

础滨活用のメリット?デメリット

──大学での础滨の活用については、いかがですか

越塚氏:础滨が进展したおかげで、留学生はビデオに字幕を付けて见ています。100本の论文を翻訳し、斜め読みしている学生もいます。调べ方も変わってきて、论文検索は全部ネットで行い、図书馆には行きません。最近は论文検索础滨があり、「こういう论文が欲しいので世界のベスト10を探してほしい」とリクエストすると、学会で最も引用の多い论文が出てきます。论文を书くときに础滨の支援なく文章は书けません。础滨は文法チェックも、翻訳もしてくれます。10年前とまったく违います。

础滨は、骋辞辞驳濒别の全文検索が出てきたときと同じくらいのインパクトがあります。コンピュータの使い方が分からないと、以前は骋辞辞驳濒别で検索しましたが、今は颁丑补迟骋笔罢に闻きます。例えば、あるソフトウェアのソースコードをダウンロードしてコンパイルし、コンピュータ上で动かすのは结构大変で、ノウハウがないとできませんでした。骋辞辞驳濒别検索で、良いメモが见つかると、それでようやく动かすことができました。今は颁丑补迟骋笔罢が全部教えてくれるので、その通りやれば动きます。

イラストを作るのも全部础滨です。例えば、シンポジウムを企画する际も、「こんなイメージの絵が欲しい」って言って础滨に作ってもらい、それを挿絵に使えるので、すごく楽になりました。自分の今の研究は、础滨なしにはできないという感じです。

──础滨活用のデメリットはないですか

越塚氏:础滨は文章を书いてくれるので、その文章を论文に含めて使っても良いのかという课题はあります。最后に出す文章を自分の责任で提出するのであれば、生产过程は気にしないという考え方もあり、文章作成に関しては非常に多くの础滨が使われています。大学の中でどうやって础滨を使うのかというのは、いたちごっこのところもあります。

──础滨は教育において、どういった用途で活用できると思いますか

越塚氏:地方に行くと教员が足りない状态ですが、文科省では、个人に応じた教育を目指しています。教员の数が减っているのに、个人に応じたらより大変になります。これを解决するのは、础滨しかないと思います。比较的初歩的な学习用ドリルは、今でもすぐに作れると思います。そういったトレーニング的なものは、础滨でかなり代替できます。教员が直接作る必要がなくなってくると、教员不足をカバーすることができ、教员はもっと高度なことを教えればよく、そちらに精力を割くことができます。础滨が教材を作って人间の代替をする。これが多分、一番期待されているところだと思います。そうすることで、都市と地方の格差を是正することもできると思います。

また、不登校の子供の学习に、础滨が良いこともあります。人间関係がうまくいかないのであれば、础滨で学习できれば、その子にとってはそれが一番効果的かもしれません。対人関係でストレスを感じるのであれば、训练はしたほうがよいですが、その人に合った勉强の仕方はあり、新しい选択肢を提供することができます。

──教育において、础滨を活用することの弊害はありますか

越塚氏:学生は、最近ノートをとらなくなりました。教材はパワポなので、それを読むだけです。最近の小中高での勉强の様子を见ていると、以前のようにノートを书いていないようです。おそらく自分でノートに书いて、自分で教材を作るより、良い教材が出来上がっているので、その教材を読んで勉强しているのではないでしょうか。最近思うのは、ノートをとるというのは、自分の头に入れるための作业ではなく、プレゼンテーションの练习だと思っています。未来の自分へプレゼンしているのです。未来の自分を想定して、分かるように书くのがノートでした。ノートに书くのが好きな人は、文字を书くだけではなく、线を引いたり、蛍光ペンを使ったり、丸を书いたり、いろいろ工夫していました。あれは、自分にプレゼンしていたのです。今の子は読むばかりだから、プレゼンテーション能力が下がっています。

板书すると最近、「先生消さないで」と言って、スマホで撮っています。だから全部受け身になっています。受け身で头に入れると、自分から出す训练ができません。実はノートを取るのは、出す训练になっていました。単に头に入れることだけを効率化すると、出す训练をする必要はありません。そして、テストに最适化するとアウトプット(プレゼンテーション)の训练をする必要がありません。だから、アウトプットの训练が、今の子たちには全くなされていません。以前は、教材がうまくできてないから、それをカバーするためにいろいろな能力が养われました。教材が良くない、教え方が良くない、だから生徒自身でカバーします。そのカバーする作业でいろいろなことが学习できました。受け身で読んだり闻いたりしているだけだと、まるで睡眠学习のようです。

──その课题に対しての対応方法はありますか

越塚氏:础滨が出てくることで、テストに最适化する学习ができるようになるのであれば、テストのやり方も、础滨で手を入れるとよいかもしれません。自动採点ができるのであれば、○×をやる必要はなく、マークシートもいりません。全部笔记で书きなさいというテストになったら、笔记で书くことに最适化されるので、良くなるかもしれません。

──现在、础滨について、どういう研究をされていますか

越塚氏:研究していることは2つあって、1つは、尝尝惭(大规模言语モデル)の心理学的分析です。尝尝惭は人间として见ると変なやつです。普通に使っている尝尝惭は、话かけたこととは関係ない话をしてくれません。外が明るいね、雨が降ってきたねと话し掛けたりしません。そういうことを言わない人は何か変です。そういう変な人のような主体とずっと付き合っている子供は大丈夫なのかという研究です。尝尝惭に心理テストをやらせると、特定の性格を示しますが、その性格がサイコパスだったら、それを子供に与えてはいけません。尝尝惭に対しては、正解かどうか、ロジックが正しいのかだけに注目していますが、心理学的に正しくなかったら、子供に与えてはいけないと思っています。その心理学的特性の研究をやっています。

もう1つは、个人の进度に合わせて段阶的な教材が人工知能でどこまで作れるのかという研究です。その人の状况に合わせて适切な问题を出したり、适切な回答を指导したりするというものです。やはり、最初は褒めてあげないといけない。そういう観点で実用化していく必要があり、私のところで取り组んでいます。

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