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まちびらきから10年を迎えたスマートシティ「Fujisawa SST」が次のステージへ
全国各地でさまざまなスマートシティが開発されている中、神奈川県藤沢市にあるスマートシティ「Fujisawa SST(FSST)」は、2014年のまちびらきから10周年を迎えた2024年10月に新ビジョンを発表した。ハード面だけではなくソフト面でも進化?発展を遂げるべく街の構想を改訂し、新たな企業や団体を加えて「住民の健康寿命を1年延ばすこと」などを柱とした取り組みを始めている。
工场撤退后の広大なエリアを活用した100年続くまちづくり
贵厂厂罢はもともと、2009年に闭锁が决定したパナソニックの工场跡地を活用してまちびらきした、パナソニックグループを中心とした「まちづくり」事业の拠点だ。工场の闭锁が决まった际に藤沢市から、撤退后の地域への影响が大きいなどとした申し入れがあり、パナソニック内でも工场跡地を単に売却するのではなく、地域や事业の発展につながるような活用方法について検讨を行った。その结果、「持続的共创価値、100年成长する街」をテーマにした贵厂厂罢が生まれた。
2011年に立ち上がったこのプロジェクトでは、闯搁?小田急?江ノ电の藤沢駅からバスで10分のエリアにある、东京ドーム4个分に相当する约19ヘクタールの敷地内に、段阶的に约1000世帯の戸建て住宅が建设された。さらに、蔦屋书店湘南を中心とした商业施设をはじめ、健康や福祉?教育をテーマにした施设、公园やカーシェアリングスポット、ヤマト运输の配送拠点などが同じ敷地内に置かれている。2024年10月にはシニアレジデンスとスポーツプラザが开业し、10年越しに街の全区画が完成した。
贵厂厂罢はパナソニックにとって初めての街づくりであったが、ここまで巨大な规模の开発はデベロッパー主体でも难しい。そこで、パナソニックが掲げた「孙世代まで安心して暮らせる100年続くまち」のビジョンに賛同したパートナー公司と一丸となり、技术やインフラからではなく、街に住む人たちの暮らしを起点とするスマートタウンを形成。藤沢市とも计画当初から协力体制を敷き、地域に根ざした持続する街づくりを心がけてきた。

(図1)パナソニックの工场跡地を活用した贵厂厂罢の全体概要(出典:パナソニックグループのプレスリリースより引用)
次の30年に向けた新たな取り组み
2014年のまちびらきから10年间、贵厂厂罢は住人?公司?自治体?大学が一体となった产官学民による共创活动を通じて、さまざまな実証実験やマーケティング调査などに取り组み、新たなビジネスも生まれている。「100年ビジョン」を掲げてきた贵厂厂罢にとって、最初の10年は生成?构筑期と捉えている。今后は30年単位で、成长期から成熟期、そしてさらなる発展期と设定し、家族3世代が住み続けられるまちづくりを推进していくという。
次の30年の目标として、10年の稼働実绩から得られた知见をもとに、3つの重点テーマ「环境」「安心?安全」「健康?つながり」をアップデート。「环境」については、まちびらき当初の目标であった再生可能エネルギー利用率30%をこの10年で达成したため、2034年度までの达成目标を「使用する再生可能エネルギーの割合を60%以上とする」とした。
「安心?安全」については、具体的な目标を「灾害対策として饮料と食料を7日间分确保する」としている。南海トラフ地震も见据え、非常时に3日间でライフラインを确保して通常状态へ復旧するために、すでにインフラや电源确保などを整备済みだ。饮料水と食料についても、3日间分を确保した上で、さらに4日间分を备蓄する。
「健康?つながり」については、具体的な目标として「健康寿命を1年延伸する」を掲げた。そのために、庆応大学の湘南藤沢キャンパス研究所が中心となり、未病対策や先进技术を活用したリハビリの実証プログラムを作っていく。これによって、2034年度までに住民の健康寿命を2024年度比で1年延ばそうとしている。

(写真1)贵厂厂罢の中心にあるセントラルパーク(出典:贵厂厂罢コンソーシアムの奥别产ページより引用)
100年先を见据えたビジョンをアップデート
一方で、「100年ビジョン」を実现する「まちづくりの具现化シナリオ」として、「エネルギー」「セキュリティ」「モビリティ」「ウェルネス」「コミュニティ」などのタウンサービスをアップデートした。セキュリティについては、デジタルツインを活用した灾害シミュレーションを行い、住人と共に颁颁笔(コミュニティ?コンティニュイティ?プラン)ガイドラインの运用の実行性を高める。「空间?街?家?人」の4重のセキュリティも构筑済みで、これに先进技术(颜认証システム、カメラ技术+础滨画像解析処理技术、ドローンやロボットなど)を加えた5重のセキュリティを构筑し、紧急时は远隔监视センターでフォローを行う。加えて、フィジカルのみならずサイバーセキュリティ対策についても、データ利活用を积极的に推进し强化する。
モビリティの分野では、人や物など、その时々に最适で环境にやさしい移动をシームレスに提供する。その人やその日の条件に合わせて最适な移动手段、最适なルートを组み合わせて提案し、多世代のコミュニティ活性化にもつながる「グリーンスローモビリティ」を身近にするという。さまざまな実証実験も実施済みで、ロボットやドローンなどの次世代技术を活用したラストワンマイルの物流サービスも构筑しようとしている。
近い将来、贵厂厂罢では、敷地内をさまざまなロボットが行き交う様子が见られるようになりそうだ。

(写真2)贵厂厂罢内で行われた配送ロボットによるラストワンマイル物流の実証実験の様子(出典:编集部撮影)
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